遊びでつなぐ社員紹介 016

サッカーにもゲームにも、
「おもしろさ」の次のレベルがある。

市ヶ谷駅を出てすぐ。目に飛び込んでくるのは「市ヶ谷FC」の文字。サッカー場かと思いきや、見えてきたのは、なんと釣り堀。FC=フィッシングセンター。じつはこれ、市ヶ谷界隈では常識なのだ。今回二人とも釣りをするのは初体験。慣れない手つきで丸めたエサを針につけ、おそるおそる糸を垂らす。浮きが沈み、ついにヒット!と思いきや、餌だけ食べられ、収穫はなし。これまた市ヶ谷あるあるの一つなのだ。

プランナー

Retsu K.

ゲーム会社を二社経たのち、2013年にgloopsに入社。自他ともに認める無類のサッカー好きとして、ワールドカップ開催時期には、社内で「Retsu K.によるサッカー講座」を突発的に開催し、講師を務めた。

聞き手 / エンジニア Takehito S.

これまでのキャリアについて教えてください。

Retsu K. ゲームの専門学校を卒業後、gloopsに来るまでに、ゲーム会社を二つ経験したのですが、その過程で、これからはもっとモバイルの開発や運営に力を入れるべきだと思うようになりました。何か次につながるヒントはないかと思い、CEDEC※に参加したところ、たまたまgloopsの「データ様に聞け」という講演を聞いて。そこでは、ユーザーの動向をしっかりとデータから読み取る重要性を説いていて、けっこうな衝撃を受けました。モバイルの世界で本格的にやるならgloopsがいいな、と思っていたところに、たまたま転職先の候補としてgloopsを紹介されたので、迷わず応募しました。

面接では、サッカーの話で盛り上がったらしいですね。

Retsu K. 昔からサッカー観戦がすごく好きだったこともあって、あらゆるサッカーゲームをやりこんでたんです。サッカーってルールはすごくシンプルなんですけど、ゴールを奪ったり、守ったりするための選択肢は無数にある。試合観戦でも、ゲームでも、そういうことを想像するのが楽しくて仕方なくて。そんなことを面接で熱く語ったら、面接してくれた方の食いつきがすごかったんです。今考えると、当時はベストイレブン+※も立ち上げ期だったので「ちょうどいいやつが釣れたぞ!」という感じだったのかもしれませんね(笑)

配属先のベストイレブン+では、どのような仕事をされているのですか?

Retsu K. プランナーとして、イベント施策の考案、マスタや選手データの作成などを主に担当しています。マスタというのは、いわゆる「レベルデザイン※」と呼ばれるもので、例えば、レベルが一つ上がるのに経験値がどれくらい必要になるかとか、そういった、ユーザーに「もっと遊びたい!」と思ってもらうための仕組み作りのことを指します。

ユーザーの意欲を掻き立てるために、大切にしていることはなんですか?

Retsu K. 遊んでくれる人の想像力を刺激するポイントを作ることですね。ゲームのおもしろさって、ユーザーの「こうすればうまくいくはず」という想像が、その通り現実になるところだと思うんです。すぐに答えが出たらおもしろくないし、かといって全くヒントがないとわからない。ちょっと考えたところに、ちゃんと答えがある。絶妙なバランスを取りながら、超えるべき壁を一つひとつ作っていって、ユーザーに達成感を味わってもらうことで、いかにこのゲームにハマらせるか。そこが腕の見せ所です。

その「絶妙なバランス」が、難しいですよね。

Retsu K. 僕がまず考えるのは、「自分が仮に遊んだら」ということです。自分だったら、こういうヒントがあればこれには気付くよね、とか、これだけ難しい問題を解ければ、達成感は相当あるよね、とか。自分がユーザーとしてプレイした時に、このゲームをおもしろいと感じるか、という定性的な部分は大切にしています。ただgloopsでは過去のイベントなどで、詳細にデータを取っているので、それによって定量的な視点が担保できる。自分の仮説をデータで裏付けつつ、ユーザーにこのゲームを好きになってもらうための策を日々練っています。

Retsu K.さんが考える、理想のレベルデザインってどういうものですか?

Retsu K. 実を言うと、サッカー観戦で最も刺激的な瞬間は、僕が考える「次はこうくるはず!」という予想を上回るプレイを選手がした時なんです。誰も想像していなかったプレイが目の前で繰り広げられると、スタジアムが一気に興奮の渦に包まれる。その瞬間がたまらないんです。ゲームでも、もちろん想像通りのおもしろさは大切なのですが、それではまだ合格点レベル。これは推測なんですが、遊んでくれる人たちの想像を超えて、「え!そう来る?!」と驚きの瞬間があるゲームには、「おもしろさ」の域を超えた「感動」を提供する力があると思うんです。今はまだ合格点を出すので精一杯ですが、いつかワールドクラスのプレイヤーが僕たちに提供してくれるような感動を、ゲームで表現できるようになったら、それが僕にとっての理想的なレベルデザインですね。

これからgloopsに入る人に向けて、メッセージをお願いします。

Retsu K. 僕はgloopsに入るまで、まさか自分のサッカーの知識が、仕事に役立つなんて思ってもみませんでした。自分の好きなことが、人をおもしろがらせ、感動させるための武器になる。それはゲーム会社ならではだと思います。gloopsでは、声を上げればきっと実現します。ぜひ、私たちと一緒に、ワールドクラスのゲームを作りましょう!

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