遊びでつなぐ社員紹介 017

目に入るものは全部。
いつも、頭の中で動かしている。

普段なら通り過ぎてしまいそうな、レトロな看板や歴史のありそうな商店の外観に足を止めて。お互いにカメラを向け合ったり、お菓子屋さんを食べ歩いたり。通り雨に降られたことも、写真に残しておこう。新たな発見やアイデアの種は、きっとこんな経験からも。会社からすぐ近く、麻布十番の商店街だって、行ったことのない場所へ行けば、それは遊びにも小旅行にもなるのだ。

インタラクティブデザイナー

Baku K.

中国・上海の出身。来日後の1年間は働きながら日本語を学び、2012年にgloopsへ。入社当初は「朝礼の内容が難しくて半分も理解できなかった」というが、今ではすっかり周りと滑らかなコミュニケーションがとれるように。

聞き手 / プランナー Retsu K.

ご出身は中国なんですね。 gloopsで働くことになったきっかけはどんなことですか?

Baku K. 中国の上海出身です。小さい頃からアニメが好きだったのですが、自分でもつくってみたくてFlashアニメーションを大学で学びました。結婚して、パートナーが日本へ転勤になったので、私も一緒に日本へ。こちらへ来ても、やはりFlash※の仕事がしたくて、日本語の勉強をしつつFlashアニメーターとして働き始めたんです。日本語も少しずつ身に付いて、ステップアップしたいと思っていたときに、インターネットで偶然見つけたのがgloopsの求人。きれいなオフィス写真などを見て、すごく惹かれました。中でも、オリジナルでつくっている水のペットボトルがかわいくて。こんな小さなところにもこだわりがあるんだ!って気付いて、ますますここで働きたくなったのを覚えていますね。

現在のお仕事でも、Flashアニメーションをつくっているんですか?

Baku K. Flashも使用しますが、今いる『トイズドライブ※』のチームではUnity※というFlashとは異なるソフトを用いて、ゲーム内のアニメーションを制作する仕事をしています。企画の方やデザイナーの方からもらった、画コンテやデザインデータを、どんな風に映像にしていくか。バラバラだった要素をひとつに合わせて、完成形に持っていく作業ですね。特にキャラクターを動かしているときは、私の手で命を吹き込んでいる感覚があります。

たしかに、アニメーションはゲームの面白さを決める大切な部分ですね。

Baku K. そうですね。ゲーム内のちょっとした動きって、パッと見ただけでは気づかない部分だと思います。でも、キャラクターの動きひとつで世界観が鮮やかになったり、シーンに特別感が出たり、ユーザーさんをグッと引き込むものになると思うんです。だからこそ、髪の毛一本や微妙な体の動きまで、0.01秒の単位で、何度も動きを考え直しますね。

0.01秒!制約が多いゲーム制作の中で、細かいところへこだわれるのは、すごいことです。

Baku K. そう、大変なんですよ!(笑)本当はもっと時間をかけたい!と思うこともあるのですが、スケジュールは絶対守らなければ、という悩みもあるし…。ゲームなので、データ容量の制約もありますね。アニメーションの画像枚数が多くなるとデータが重くなってしまうから、ゲーム自体が遊びにくくなってしまう。データを重くせずに、かつ、躍動感を出したい、なんてときには悩みますね。大きな画像は1枚だけにして、瞳や髪の毛だけを切り出して動かすことでデータを小さくできるんじゃないか、とか。キャラクターの動き自体は少ないけど、画角を変えることで面白味がでるんじゃないか、とか。斬新な解決策を見つけたときは、気持ちいいですね。

そういった制約を飛び越えるアイデアはどんなところから生まれるのですか?

Baku K. 常に、常に、考えることです!仕事中じゃなくても、目に入ったものは何でも、頭の中で動かしてしまいますね。街で見かけたポスターのキャラクターも、パッケージの企業ロゴも。次はこういう動きを試してみよう、って考えながら生活しています。こだわってつくるだけなら実は簡単。制約が多くて、常に「どうすればもっと面白くできるか」と考え続けなきゃいけない環境だからこそ生まれてくる新しいものって、絶対にあるんだと思います。

そういったこだわりの作品だからこそ、世に出たらやっぱり嬉しいですよね。

Baku K. そうですね。「すごい演出だ!」って言われたいです。ユーザーさん、チームメンバー、自分の家族、誰に言われても嬉しいと思います。私、ゲームの演出に関しては本当に考えて、こだわって、誰にも負けてないって自信を持って言えるんです。だって、いつも演出のことで頭がいっぱいですから。それで人を喜ばせることができるなら、これ以上の励みはないです。もっとそんな風に言ってもらえるよう、さらに斬新でゲームの世界観に引き込まれるようなアイデアを生み出していきたいですね。

最後に、この記事を見ている未来の仲間にメッセージをお願いします。

Baku K. 入社してすぐ、新規コンテンツに参加して、新しいものを生み出す。それまで全く扱ったことのなかった新しいソフトでアニメーションをつくる。gloopsに入ってからは、本当に初めて経験することの連続で、いつも勉強し、成長し続けているように感じています。常に新しいことに挑戦し、成長して、いいものをつくり続ける。そういう環境を求めている人にとっては、すばらしい場所となるはずです。

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